あしたはあしたの風が吹く ～多摩バージョン

我が家ではすっかり恒例になりました。
味の素スタジアムでシーズン1回だけ開催するラグビートップリーグ観戦が、2007年最初のスタジアム観戦でした。
今季は今日1月6日（あ、日付変わってる･･･；）、東芝府中ブレイブルーパスvsサントリーサンゴリアスの府中ダービーです。
（府中ダービーだから味スタなのね）

写真は試合終了直後

ちなみに2シーズン前の、（いつもながら）日記でしかないレポートはこれ >>
昨シーズンはレポート忘れてたみたい。12月開催だったせいもあるかな。

我が家が最初に観戦したのはトップリーグ初年度、2004年1月開催の、東芝府中ブレイブルーパス vs NECグリーンロケッツ。
トップリーグ2シーズン目の2004-05シーズンから、府中が本拠地のチーム同士で府中ダービーと銘打って行うようになりました。

最初のシーズンは38対12、昨シーズンは37対6、いずれも東芝府中の圧勝で、どっちかのファンでも社員でもなく単にラグビー観戦を楽しみに行っている私たちとしては、正直なところあまり面白くない試合だったな。
一昨年のブログにもそう書いてたし。
チーム成績自体も2シーズンとも東芝府中が優勝決定済みだったり、その日に決まるんだったりでした。

ところが今年はサントリーが強くなり、お互い10勝1敗同士で勝ち点1差（東芝府中が首位）、首位を争う対決となったので、期待いっぱい！

ただ、悪天候でしたね。。。

試合前半の20分くらいは、この試合得点ちゃんと入るんだろーか？と思うくらい、どちらのチームも雨でスリッピーなピッチに悩まされていました。
展開しようとして滑る、タックルしようとして滑る、キックはイメージどおりにいかないという状況が続いてました。
ただ、スクラムやモールは、サントリーが過去2シーズンと違いかなり強くなっている印象、ずるずる押す場面が最初のほうから見られたかな。

が、東芝府中がうまいことタックルをかいくぐり、前半23分に先制トライ！
ただしコンバージョンキックは決まらず東芝5-0サントリー。
そのあとくらいから、ピッチ状態がマシになったのか、選手が思い通りのプレーに近づいている様子になってきました。
でサントリーが攻める攻める。
いったんボールを失ってもすぐ取り返し、ほとんど東芝陣内でプレーしてたかな。
そして前半終了近い38分、ゴールラインの近くにいる選手に絶妙なキックが行き、ダイレクトキャッチしてそのままゴールラインにダイブ！
ノックオンっぽかったけれどトライが認められ、サントリーが同点に追いつき、前半終了となりました。

後半は雨がだいぶ小降りになりました。
前半に引き続きサントリーが押していて、東芝府中はガマンガマンという試合展開。
11分にサントリーが2つ目のトライを決め、コンバージョンキックはまた失敗で東芝5-10サントリー。
このままサントリーが勝つかな？とちらっと思いかけた頃、ようやく東芝が押し返しだし、26分、ゴールライン近くからモールで押し込んでトライ！
続くコンバージョンキックも決まり逆転！東芝12-10サントリー。
結局このゴールの差がものをいいました。

逆転されたあとサントリーに焦りが出たのか、それまでに比べて反則が増えました。
ここら辺、最近2シーズンリーグ首位である東芝府中との差が出ちゃったのかな。
そのまま12-10でノーサイドとなりました。詳しい試合データはこちら >>

最後まで勝敗のわからない、とってもおもしろい試合でした！

そうそう、2シーズン前の日記にあるとおり、その年はFC東京の石川選手が始球式に呼ばれていました。
ナオ目当ての東京サポがけっこう来てたな

昨シーズンは12月開催ということもありゲスト出場はなかったものの、「府中ダービーおめでとう」みたいな感じで地元関係者のビデオメッセージが試合開始前にビジョンで流され、FC東京の阿部選手がメッセージを贈っていました。
でも今年はそういうのは一切なし。
そういう「盛り上げ」がなくても首位争いでカードそのものが盛り上がったので、必要なくなったんでしょうね。
実際、悪天候にもかかわらず、過去2シーズンより観客数が増えてました（5679人⇒6212人⇒7093人）。
いいことだ！
来シーズンも白熱した状況での対戦希望です！そしてピッチ状態もまともだといいな。

最後に･･･ラグビーってルールが難しいですよね･･･
スタジアムでは年1回、テレビでもたまにしか観戦してない私は、いまだに一緒にいる相方にちょいちょい質問してます。
今回の記事を書きながら、こちらのサイトをかなり参考にさせていただきました。
次回は、観戦前に予習していこうっと･･･（と毎回思っている気がする・・・）